金魚ちょうちん

江戸時代から伝わる柳井の郷土民芸品です。
全国に手広く商いをしていた柳井の商人熊谷林三郎が、青森のねぶたをヒントに考案したと言われています。
昔はお迎えちょうちんとして使われ、和紙と竹ひごで作られたちょうちんに、「柳井縞」の染料を用いていました。
毎年8月13日に金魚ちょうちん祭りが開催されます。
8月上旬には、白壁通り一帯に飾られた金魚ちょうちんに灯りが入り、夜の町並みをゆらゆらと泳ぐ幻想的な姿は、柳井の夏の風物詩となっています。

白壁の町並みには、季節ごとのオリジナル金魚ちょうちんも登場しますので、そちらもお楽しみください。季節の金魚ちょうちん紹介はこちら

また、現在も青森県弘前市とは「金魚ちょうちん」「金魚ねぷた」を通じた交流が行われています。

  • ■青森県弘前市の金魚ねぷた
    金魚ねぷたは江戸時代津軽藩にて養殖されていた『津軽錦』という金魚を
    モチーフに作られたといわれており、ねぷた祭りには欠かせない金魚の灯りです。
  • ■柳井市と弘前市の交流事業で作成された弘前ねぷた
    鏡絵のモチーフは「金魚ちょうちんを作る熊谷林三郎」

みどりが丘図書館

みどりが丘図書館は、図書館、市民活動支援、子育て支援、防災の4つの機能を持つ複合図書館で、1つの建物のなかで、交流・体験・学び・発信といった多様な活動ができます。
また、この図書館は、賑やかな空間と静かな空間の両方を備えており、カフェエリアやこども図書エリアでは会話を楽しむことができます。
その他、10のスタジオと呼ばれる部屋を備えており、講演会やワークショップ等の開催など、貸室としても利用できます。

季節の金魚ちょうちん

柳井名物 ”金魚ちょうちん” が季節の装いで白壁の町並みにこっそり参上!

季節ごとに様々な金魚ちょうちんが登場します。
町並みを散策して探してみませんか?
※金魚ちょうちんについてはこちらをご覧ください。

4月頃:桜金魚ちょうちん
5月頃:新緑・鯉のぼり金魚ちょうちん
6月頃:あじさい金魚ちょうちん
10月頃:ハロウィン金魚ちょうちん
11月頃:紅葉金魚ちょうちん
12月頃:クリスマス金魚ちょうちん
2月頃:バレンタイン金魚ちょうちん

汐まち鍋

汐まち鍋は、自慢の鯛と地元の名産品や新鮮な食材と共に贅沢にいただく海鮮鍋です。
日本三大潮流のひとつ、大畠瀬戸の近海で育った鯛は、身が引き締まり、甘く濃い味が特徴です。
市内各店舗でそれぞれ違ったアレンジの味が楽しめます。

宮島・厳島神社(広島県廿日市市)

穏やかな瀬戸内に浮かぶ神様の宿る島・宮島。
朱い大鳥居が目印の世界文化遺産・厳島神社をはじめ、たくさんの史跡が残っています。
史跡だけではなく、瀬戸内の生き物を中心の「宮島水族館」、ロープウェイと徒歩で向かう山頂からは絶景が「弥山」など見どころ満載。
ご当地グルメをたくさんあるので、食べ歩きも楽しめます!

柳井縞

素朴な木綿織物として、古くから親しまれてきた伝統織物です。
柳井が商都として栄えていた江戸時代、柳井木綿として全国に名を馳せました。明治の後半から工業化の波にのまれて衰退し、大正初期以降は幻の織物となってしまいました。
近年、伝統の芸を復活させようという声を受けて再現した「新生柳井縞」は手織りの風合いを大切にしながら新しさを加えて創作した木綿織物で、素朴な手織りの感触が人気の商品です。

錦帯橋(岩国市)

錦帯橋は国指定の名勝であり、日本三名橋のひとつで、清流錦川に架かる木造五連のアーチ橋です。
橋の長さは、約193メートル(橋面に沿って約210メートル)、幅は約5メートル。
巻きガネとカスガイを使った「木組みの技法」で造られています。反り橋の構造は精巧かつ独創的で、現代の橋梁工学からみても非の打ちどころがないと言われています。
春は桜、夏は鵜飼いや花火の夜景、秋は城山の自然林の紅葉、冬は雪化粧と、四季折々の色彩豊かな景観が楽しめます。

甘露醤油

独特の二度仕込みでつくられる伝統の味。江戸時代、時の藩主 吉川公に献上したところ、「甘露、甘露」と絶賛され、この名前がつけられたといわれています。
200年もの伝統を今も受け継いでいるこの醤油は、2年以上の歳月をかけてじっくりと熟成され、他の醤油にはない独特の深みのある味わいに仕上がっています。

自然薯

自然薯は山でしか採れず、畑で栽培することは不可能だと言われていた為、幻の山菜でした。
そこで、柳井市の政田自然農園が研究を重ねた結果、栽培器「クレバーパイプ」が発明され、世界で初めて自然薯栽培に成功。全国に自然薯栽培が普及しました。
その為、柳井市は「自然薯栽培発祥の地」となったのです。
自然薯に含まれる物質には、滋養強壮、若さの維持やホルモンバランスを担うDHEAを増やす役割があるとして、近年注目を集めています。